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世界で戦うアスリートの話題が
職場を盛り上げる!
静岡に本社を構えるSUS株式会社

静岡に本社を置き、約670人の社員が一丸となって、アルミ製品の設計、製造、販売を手がけるSUS株式会社。2020年を見据えた成長戦略の中で「ともに進化できる人材を探そう」と“障害者アスリート雇用”に注目。その時に採用した選手の活躍が社内で話題になるなど、社員の一致団結に一役買っているという。2人のアスリートを雇用した、人事チーム・チームマネージャーの横澤俊司さんに聞いた。

Q “障害者アスリート”を採用することになった経緯を教えてください。

法定雇用率の達成はもちろんですが、会社の長期的な計画がちょうど区切りを迎えていたこともあり、社会的にも大きな目標となる2020年を見据えて、もうワンステップ踏み出そうと新たに挑戦できることを探していました。そこで、当社の社長が他社さんから薦められた、障害者アスリート雇用を始めてみることになり、それを人事チームが担当することになりました。

Q つなひろワールドを利用することになったきっかけは何ですか?

いくつか調べた上で担当者がつなひろワールドさんのセミナーに行ったのですが、そこで話を聞いて雇用システムのイメージが沸き、やってみようということになりました。

Q.実際に利用してみていかがでしたか?

つなひろワールドさんはよく現場に行かれているので、その選手の活躍ぶりや人柄をよくご存じです。書面のデータ上だけの紹介ではなく、細かく教えてくれました。担当してくれた竹内さんの人間性も含めて信頼できます。我々がどういう人を欲しているか丁寧にヒアリングしてくださいましたし、つなひろワールドさんは何よりアスリートの希望をしっかりとらえてくれて、そのなかでこの人おすすめだよというのを話してくれます。たとえば「若手だったらこういう人がいますよ」など紹介してくれた選手は、みんな魅力があって心揺れ動きましたね。

Q 紹介から採用まであまり時間がかからなかったそうですね。

2、3か月とかなり短期間で採用できました。従来は、雇用する側とされる側の条件がマッチしない場合が多いのですが……。本当に良い人材を紹介していただいたおかげで、無駄がなかった印象です。

Q 将来有望なアスリートを雇用されました。

車椅子バスケットボールの日本のエースで、現在はキャプテンも務める藤本怜央と、東京マラソンなどで活躍する車いす陸上の吉田竜太を雇用しています。当社は小さい規模の会社ですが、“ダーゲットは世界”を掲げています。バスケの藤本はヨーロッパリーグを戦い、陸上の吉田も世界選手権で結果を残して帰って来てくれる。世界と戦っている2人は、会社の目指す方向ととても合っているんです。


Q アスリートと初めてお会いした時の印象は?

バスケの藤本は、とにかく体が大きくて驚きました。日本のトップアスリートということで、こちらが緊張したくらいです。実際に話をするとすごく紳士的で、自分が将来こういう風にしていきたいという展望をしっかりと話してくれました。また、陸上の吉田には、すぐ結果を求めるのではなく、東京で活躍してくれたらと考えていますが、2人とも応援する側からしたらこれ以上ない選手ですね。

Q “障害者アスリート”を採用された効果は感じていらっしゃいますか?

はい、実は“つかみ”から大成功でして、年に一回全社員が集まる場所で、「これから“障害者アスリート”雇用を始めます」という発表をサプライズで行ったのですが、それが社員に大好評でした。アスリートに自己紹介をしてもらったのですが、自分の障がいの話などもわかりやすく語ってくれて、障害者アスリートをみんなに知ってもらういい機会だったと思います。質疑応答なんかもけっこう活発に行われましたが、最初は、ずらりと並んだ社員たちの後方に巨体がいたので、みんな誰だろうと思ったんじゃないでしょうか。

Q 車椅子バスケットボールの大会に、静岡から千葉の会場までバスをチャーターして行ったそうですね。

2015年秋のアジアオセアニアチャンピオンシップ(リオパラリンピック予選)には、静岡から千葉の会場までバスをチャーターし、みんなで藤本の応援に行きました。日本の大黒柱である彼の活躍が本当に嬉しかったですね。そして、リオパラリンピックの出場をかけた韓国との3位決定戦は、本社でも会議を中断してみんなでテレビの前で声援を送りました。それ以降、SNSを通して応援するなど、彼の活躍に興味を持つ社員が増えていると実感しています。


Q 吉田選手が出場した車いすマラソンの応援にも行ったそうですね。

大分での大会だったので、九州からバス一台借りて、応援ののぼりも作っていきました。吉田のこれからの活躍もすごく楽しみですし、2020年の東京パラリンピックは、全社で応援にいきたいなと考えています。

Q ところで、マネジメントサービスを利用されていますが、どんな目的で利用されているのか教えてください。

我々がアスリートの勤怠管理をするのもなかなか難しいので、そこはサポートしていただいています。つなひろワールドさんは、あらゆる障害者スポーツの現場に顔を出していて知識も豊富ですし、他社さんでの実績も多々あるので、安心して業務を任せられます。また、僕らはなかなか現場に行けないので、現場から活躍の様子をレポートしていただけてとても助かっています。アスリートのウェブサイトも作成してもらっていますが、社内外で好評をいただいています。みんな情報が更新されるのをすごく楽しみにしているんですよ。

Q 車椅子バスケットボールの藤本選手は、海外リーグでも活躍されています。

彼にとって一番いいフィールドが海外なら、僕たちはそれを応援したいんです。(海外挑戦のサポートは難しいとされるが)反対する理由はありませんでした。つなひろワールドさんが雇用条件が折り合うように海外チームとの交渉もしてくださったので、スムーズに送り出すことができてよかったです。入社前から藤本はすごい選手だと思っていましたが、リオパラリンピック予選に応援に行った時には、海外挑戦によって磨かれたと思われるプレーを多々見られ、成果が出ているんだなと感じ、非常にうれしく思いました。これからも世界への挑戦を応援していきたいです。

Q アスリートを通じて、どのような広報活動をされていますか。また、今後どのようにしていきたいですか?

当社では、3年前から静岡駅の新幹線ホーム広告を展開しているのですが、障がい者アスリートに対する世の中の注目度も上がってきたので、思い切ってバスケの藤本の写真を使った広告にしました。こういったアスリートの広告はあまりないと聞いています。地元のマスコミの方も、お客さんも、みんな「目立ちますね」と言ってくださいます。とはいえ、我々が障がい者アスリートを支援していることは、まだまだ浸透していないと思うので、そこは課題ですね。ですが、社名の露出以上に、「僕らの仲間が世界のトップで戦っているんだ」というのを感じていただければいいんじゃないかなと思っています。

Q.今後、どのような活動をしたいとお考えですか?

たとえば年に数回、全国に点在する会社の拠点を回り、社員との交流を図りたいですね。アスリートも「多くの社員に応援してもらうためにも全国に行きたい」と言ってくれていますし、各拠点で車いすスポーツ体験会などもできたらいいですね。社員をほめるのはなんですが、当社のアスリートは本当にいいやつなんです。

Q.将来、アスリートにはどんな活躍を期待しますか?

競技が終わってからも、正社員として会社に残ってもらうことになっています。世界の大舞台で活躍し、それに向けた努力するという経験は、一般の人ではなかなかできないことです。その貴重な経験を経て得たものを会社にフィードバックしてもらい、社員に影響力を与えてくれたらうれしいです。プロスポーツ選手でも、競技を引退してから一般社員と肩を並べて働き、すごく活躍する方がいたりしますよね。人間性、協調性に優れている彼らですから、競技以外でも活躍できるポテンシャルは大いにあると考えています。

(2016.4)

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