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デフサッカー/フットサル東海林直広、
競技と仕事の両立を実現させて、目標の「世界一」に向かって邁進!

プロフィール

デフサッカー・フットサル 
東海林直広選手

1992年生まれ。さいたまを拠点に活動するAVANSOL SORD(アバンソール・ソルド)所属。
主な成績は、サッカーで2017年デフリンピック(トルコ)日本代表。高校2年から日本代表として活躍するフットサルでは、日本代表チームキャプテンを務め世界一を目指す。

Q つなひろワールドに登録したきっかけを教えてください。

競技と仕事の両立がうまくいっていなかったので、転職を考えたのがきっかけです。以前の職場は、やりがいのある仕事もでき、楽しい職場だったんですが、残業の多い会社だったので、練習時間が思うように確保できなかったんです。
たとえば、夜22時とか23時に仕事が終わって帰宅すると、もう寝るしかなく、ボールを触ることもトレーニングもできず、自分の体を調整できないまま日本代表の合宿に参加するということもすごく多くて。世界一を目指すには難しい環境でした。
転職は、日本代表の仲間に、競技専念型の障がい者アスリート雇用で働いている選手がいたので、自分も調べてみようと思い、インターネットの検索でヒットしたのがつなひろワールドさんでした。

Q 多忙な競技活動を送る中で、週5日出勤の雇用形態を選んだのはなぜですか。

自分にとってどんな働き方がいいのかなというのを考えた時に、引退後に仕事で活躍するために、いまからビジネスマナー社会人としてのビジネスマナーやビジネススキルを身につけておきたいと考えたので、週5日出勤の雇用形態を希望しました。今は比較的残業のないように配慮してもらっていますし、18時に勤務が終わり、21時にチームの練習が始まるので、練習に出られないことはありません。フットサルは2019年にW杯出場をかけた大事な大会があるのですが、僕自身しっかり練習ができていることもあって試合をするのが楽しみで仕方ないですね。

Q 2017年1月にオークネットに入社。どんな業務を担当していますか。

人事総務部で社員の勤怠管理、給与に関わる様々なデータ処理などを担当しています。自分の業務は他の皆もできるようになっていますが、大きな大会があると長期の休みをいただくので、先輩方にフォローしていただくこともあります。とはいえ、基本的には自分でできるように前倒しして行うように心がけています。

Q 会社からのサポートについて教えてください。

日本代表合宿に参加するための移動費などをサポートしてもらっています。当初はフットサルだけでしたが、サッカーも日本代表に選ばれるようになって、これでは確保していただいている活動費の上限を越えてしまうなと思ったので、思い切って上司に相談しました。
その後、サッカーの活動費もサポート対象にしていただいて。その面では、すごく助かりましたし、嬉しかったです。それに、もっと頑張らなきゃいけないなという気持ちになりますね。

Q 入社後に、肉体改造したそうですね。

入社したころは63㎏で、現在は77㎏あります。トレーニングも積んでいますが、実は食事にはすごく気をつけていて、1日5食取るようにしています。今はトレーニングメニューの関係で食事量を落とす時期なんですけど、一時期は昼食時に大きなおにぎりとお弁当を食べていたので上司には『マンガみたいなおにぎりだね』ってつっこまれました(笑)

Q 社内の皆さんの応援を実感することはありますか。

大会の時は、1試合終わるごとに会社にメールで報告をしているんですけど、自分がメールをする前に、広報担当がすでに大会や競技団体のソーシャルネットワークをチェックしてくれていて知ってくれていることがあります(笑)それから、実は社長が自分にもその報告のメールを送ってほしいと言ってくださったようで、その言葉には感激しましたね。

また、デフリンピックの前には壮行会も開催してもらいましたが、1人で出発して戦うのと、いろんな人に応援されて試合に臨むのは、勝つ喜びも負ける悔しさも全然違うと感じました。応援してもらうと「勝っていい報告をしたい」と力が湧くので……そういったときに、障害者アスリート雇用で就職してよかったなとすごく感じます。


Q これからつなひろワールドを利用する選手に向けてメッセージをお願いします。

夢を追うものには選択肢がありますよ、ということを伝えたいです。
障がい者アスリートとして雇用していただき、責任感も義務感もすごく増すので、中途半端な気持ちで競技はできませんし、サポートに対する感謝を忘れてはいけません。そういったことを就職活動する段階からイメージしておくと、入社してからプレッシャーでつぶれるという事態からは避けられると思います。サポートしてもらう分、たいへんなことはありますが、夢を見るという部分ではすごくいい環境です。夢は一人では叶えられないと思うので、雇用というかたちでサポートを得るという選択があってもいいのではないでしょうか。

(2018.7)



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